計画停電

明日の停電時間が発表された。今日のところは、ごく一部が停電であっただけだ。明日は分からないが、皆が同じような行動をとるならば、需要が今日より増えることはないだろうから、今日とおなじようなものではないか。


困るのは、電車がまともに動かないことである。今朝は、駅に行くと入場を制限された入口に人が列をなしていて、しかも12時以降は運行を停止するという。恐れをなして、出勤をあきらめた。あさってからバングラに出張であるから、明日はなんとしても出勤しなければならない。今のところ、東急は対応を発表していない。全く気が重いことだ。被災者よりは、はるかにましと我慢するしかない。それにしても、なぜ鉄道だけは例外にできないのか。その理由を知りたいのだが、マスコミは誰も聞いてくれない。


昼時に駅前に出かけたら、スーパーの前に列ができていた。かみさんからは、米があったら買ってきてくれと言われたのだが、さがしても無駄とあきらめる。近くのコンビニも、別のスーパーも、のきなみ棚がからである。停電が3時間くらいつづいたところで、たかが知れている。どうして買いだめに走る必要があるのか理解に苦しむ。いずれにせよ我が家は、完全に出遅れだ。1973年のオイルショックのときの、トイレットペーパー買いだめ事件を思い出す。あの時は、1年分くらい買いだめして、後で苦労した人も多かった。別に生産が急激に落ちこんだわけではない。米など余剰米がいくらもあるはずだ。買いだめ騒ぎも、せいぜい1週間程度のことだろう。